外部監査ネットワークの事務局だよりでは、定期的にNHKハートプロジェクトから「介護百人一首」をみなさまにお届けしております。今回はニ首、冊子より抜粋してご紹介します。(令和7年10月12日掲載)
倒れるまい強くベルトをつかまれて父の生への執念を知る
父は晩年、足元が不自由だったのですが、僕と一緒にいて転びかけ倒れるまいとして、僕のベルトを恐ろしく強い力でつかみ起き上がりました。父親の生への執念を見事だとよく思い出します。
香川県 樋口 淳一郎さま
車椅子に座り続けて十五時間就寝ヘルパー待つ間の長し
私は朝昼夜五回のヘルパーさんの世話になっている。朝車椅子に乗せてもらったら夜十時まで十五時間座ったままだ。腰痛などでヘルパーさんが来られるまでの時間がとても辛く長く感じる日がある。
山口県 弘中 光子さま